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 【関連書籍】

岩波講座 世界歴史18 近代世界の展開
今津晃ほか10名/岩波書店/1970年/1000円
 論文集のような感じで、予備知識がないと難しいでしょう。この本のなかで特に参考にしたのが「フランス革命とヨーロッパ」(柴田三千雄)。山岳派独裁についてはいろいろな考え方があって興味深いところです。

ウィーンの密使 フランス革命秘話
藤本ひとみ/講談社/1996年/1748円
 フランス革命初期を舞台とした小説。当時の服装から上層・下層市民の生活、パリの街並みに至るまで本当によく調べられています。脱帽。
 ロベスピエールは脇役で登場。礼儀正しく、でも言いたいことははっきり言うロベスピエールが素敵です。

世界の歴史21 アメリカとフランスの革命
五十嵐武士・福井憲彦著/中央公論社/1998年/2524円
 福井氏の文章は最後まで飽きずに読め、しかもフランス革命の要点がちゃんと頭に入ります。フランス革命の知識ゼロだ〜という方にも、だいたい知ってるよという方にもお奨めです。図版も豊富。

フランス革命史
ジュール・ミシュレ著/桑原武夫・多田道太郎・樋口謹一訳/中央公論社/1969年/480円
 「世界の名著」シリーズのひとつ。場面場面の描写がとてもドラマチックで、目の前にその光景が浮かんできます。…ですが脚色がかなり入っていると思われるので、小説だと思って読みましょう。

フランス革命 歴史における劇薬
遅塚忠躬/岩波書店/1997年/640円
 フランス革命の入門書。ジュニア新書ということで中・高校生向けですが、教科書レベルとは段違いに深い考察がなされ、革命の原因、展開、問題点、意義などかなり難しいはずの内容を平易に説明している良書です。革命家達に対する著者の尊敬の念も感じられます。

ベルサイユのばら
池田理代子/集英社
 言わずと知れた超有名作品。池田理代子さんが描くロベスピエールは本当にかっこいい!思えば私がロベスピエールファンになったのはこの作品のせいかもしれません。読んでいるほうが恥ずかしくなりそうなクサい台詞を吐いているということを差し引いても、池田ロベスピエールは最高。文句なし。

歴史人物笑史 爆笑フランス革命
シブサワ・コウ編/株式会社 光栄/1995年/971円
 この本、フランス革命を漫画とギャグで説明するという点では他に類を見ない画期的なものなんですが、説明部分がステレオタイプでところどころに誤りも見られるのが残念なところです。フランス革命について正しい知識を仕入れたうえで娯楽本として読むのであれば大いに楽しめるでしょう。

ロベスピエール
マルク・ブゥロワゾォ 著/遅塚忠躬 訳/白水社/1958年/951円
 ロベスピエールの生い立ちから政治理論まで非常に詳細に論じており、綿密な調査が土台となっていることがうかがえます。論調は全体的に「ロベスピエール擁護」だと言っていいでしょう。Robespierrismeの中でもたびたび引用させてもらっています。
 この著者、本を1冊書いてしまう時点でかなりロベスピエール好きだと思われます。しかも訳が遅塚氏なんですから最強タッグと言うしかありません。ロベスピエールへの愛があふれた(笑)一冊。


Robespierrisme  表紙

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