葉っぱ トヤマのコトバ 葉っぱ

副詞編

ちゃべちゃべと
 うまいこと説明できないが、余計なこと・しなくていいことをする行為に対する非難。「ちゃべちゃべと、いらんことゆうて」と言うと、相手が喋りすぎたことを非難する気持ちが込められている。また、「ちゃべ」は口が軽い人のこと。「あのっさん、ちゃべやからね〜。」=「あの人、口軽いからね〜。」

ちこし・ちょっこし・ちょっこ・ちょっこり
 どれも「少し」の意味。「少し」と「ちょっと」と「ちょっぴり」が合わさったと思ってもらってよい。
例:「今日、ちょっこしかお金ないがいぜ」=「今日、少ししかお金ないの」

つかつかと
 速く、あっという間に。
例:「つかつかと背ぇでかなって」=「あっという間に背が高くなって」

でかいと
 たくさん。多く。
例:「なんのせ、でかいとの人で、迷子なりにかったちゃ」=「なにしろたくさんの人で、迷子になるところだったよ」
 さらに気持ちがこもると「でっかいと」になる。

とおしに
 ひっきりなしに。「まなしに」と同じ。漢字はおそらく「通しに」で、中断されない様子をあらわす。

とことこ
 丸々と太っている様子。農作物、動物、人など用途は広い。

なお
 余計に。
例:「そいこと言うけに、なお分からんようなったわ」=「そんなこと言うから、余計わからなくなったよ」。

なんちょ
 なんて。なんという。文末に「け」を伴って感嘆文を作る。
例:「なんちょ可愛らしい子け」=「なんて可愛い子だろう」。
勝手な推測だが、古語の「なでふ(「なじょう」と読む)」が語源では。

なんのせ
 なにしろ。いずれにせよ。とにかく。「なんにせよ」がつづまったものか。 例:「なんのせ、早く行かんまいけ」=「とにかく、早く行こう」。

はや
 もう。はやくも。
例:「はや帰ってきたがけ?」=「もう帰ってきたの?」
古:「春霞春日の山にはや立ちにけり」by「万葉集」(5〜8世紀)
推測だが、「もはや」=「もう」+「はや」ではないだろうか。

まっで
「まるで」がつづまったもの。用法は標準語と同じ。

まなしに
 ひっきりなしに。漢字を当てると「間無しに」で、その行為が間断なく行われていることをあらわす。 もとは「間無し」という形容詞。
古:「かほとりの間無くしば鳴く春の野に」by万葉集(5〜8世紀)

やっとかっと
 やっとのことで。どうにかこうにか。苦労した感じが伝わる一言。

やわやわ
 ゆっくり。スローライフが提唱されている現代にぴったりの一言。そないに急がんと、やわやわ行かんまいけ。

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